一番
今夜はひとりぼっちで趣味のケーキ作り
砂糖の代わりに塩をひとつまみ
生クリームに手を加えてサワークリームに
イチゴはいらない 僕はミニトマトを乗せて
さぁ土台の上にデコレーションして
紫色に仕上げて
僕のケーキの完成だ

僕のケーキを見て他人は
「ポイズンケーキ」なんて言うけど
僕には僕のこだわりがあるから
そんなものいらないなんて言うけど
僕は食べてなんて言ってないよ
ただ見て欲しいだけだったんだ
嘘の同意なんて欲しくないんだ
素直な感想が欲しいだけなんだよ


二番
今日もひとりぼっちの日常の繰り返し
会話のつもりで空にひとりごと
ぬいぐるみに手を加えてペットのように
涙はいらない 僕はぬいぐるみに笑って
さぁベッドの上でケーキパーティーして
早々と平らげて
このパーティーはお終いだ

僕の生活を見て他人は
「おかしなひと」なんて言うけど
僕には僕の価値観があるから
そんなものおかしいなんて言うけど
僕は変えてなんて言ってないよ
ただ来て欲しいだけだったんだ
人の意見なんて欲しくないんだ
一人の友達が欲しいだけなんだよ

僕には他人の行動は理解出来ない
他人も僕の行動は理解出来ない
それは当たり前で
人には人のこだわりや価値観があるから
それを受け入れもせずに
否定をするのはおかしいよ
同意や共感がなきゃ生きていけないのか
女性は僕なんて言っちゃいけないの?
ひとりぼっちはダメなことなの?
こんな変わった世の中おかしいよ

そんなこと思いながら
私はぬいぐるみに向かって涙目で笑った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

POISON CAKE

誰にも理解されない孤独な女の子を書いた歌詞です!

閲覧数:24

投稿日:2021/08/23 07:12:10

文字数:657文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました