「踏み切りで遊んでる
僕と『べき』とデマコーコスで
金を模した玩具(おもちゃ)で
民統べるおままごと
民は僕で、僕は神で
世間体が過保護に科す
反作用と相容れないか。
二匹の虫を見る馬鹿みたいな面
を見てる僕の目の前は闇のはずなのに
『さあ今こそ解放を叫べ、クズども！』」
反政の意は特にないがそう見えるか？

あー
意味を捨てる奴も
衣を濡らす奴も
民で神の奴も
まとめて全部消えろ
嘘で生きる奴も
罪利生(つみりしょう)ぶる奴も
対価深みの奴も
まとめて全部消えろ

流れてる言霊で
足場が崩れゆくわけでなく
インフレで車酔い
それも種ではない
流れてる蟻の列で
足場が崩れるわけであり
アルケーを自覚せよ
片方が蜘蛛だったと気付いたとして
一番のここの歌詞が嘘となってしまったら
直ちに蜘蛛を殺せという教育が
ここではなされているということであるのか？

あー
自自悦(じじえっ)する奴も
火を見過ごす奴も
火蓋を切る奴も
まとめて全部消えろ
危機欲張る奴も
身を見下す奴も
逸脱散る奴も
まとめて全部消えろ

二匹の何かが幻だったとして
この曲が成り立たなくなろうとしても否めない
一緒に過ごしてきたこの幻と
「ほら、構えろ」少し痛いから消してしまえ

愛してるあなたも
大切な友らも
語り合えたきみも
まとめて全部消えろ
この僕も含んだ
夢を抱く奴の
我儘だけにより
まとめて全部消えた
草木も惑星も
権威も何もかも
これを聴くあなたも
まとめて全部消える
見えぬ仲間割れの
笑顔で叫ぶ我らと
世界のあなたよ
さよなら全部消えろ