国道ぬけ出して走る
電灯がちらちら
秘密基地みたいねって
目配せして笑った

ブラウスの匂い
はなれないように
可愛いたくらみに
膝をついて祈って

ゆっくり膨らむのは
息があたたかいから
ああ 時間なんてすぐだ
誰かと眠ればすぐだ


天井 その首のせいで
かげろうはユラユラ
うす明かりのなか蹴って
目配せして笑った

儚い未練が
熟さないように
やさしい復讐に
すがりついて誓って

だんだん消えてく ほら
するり 腕のなかから
ああ 写真撮ってかえろ
ライター盗んでかえろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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赤い風船

閲覧数:583

投稿日:2017/08/25 15:31:59

文字数:240文字

カテゴリ:歌詞

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