「梅雨少年は夏を追う」 歌詞



晴れた情景を

望む衝動が

今 飛び出して宙を舞って

追いかけたとこで

届かないのにさ

濡れた情景が

こんなにも美しいのは

きっと 僕の居る証明



止まない雨空と

晴れない心模様

再び咲く 花を見ていると

僕がいてよかったかな



このまま雨が降って降り続けて

止まない止まない雨と

負の連鎖

あぁ全て沈んでしまえばなぁ



巡る感情と

移る季の最前で

今 散々神に縋って

期待したとこで叶わないのさ

濡れた情景に

次の光が差すときにはきっと

僕はいない

そうだとしても

今、夏を追っている



あぁ いつから いつから

雨に打たれたのは

どこから ここから

雫が反射した

それから それから

ちゃぷちゃぷと奏でた

メロディ 懐かしかった



このまま雨が降って降り続けて

凍てつく凍てつく夜に1人ただ

嗚呼 これじゃ凍え死んでしまうなぁ



晴れない感情と

鮮明な葛藤の中

展望もなく歩いて

壊死した心は何がしたいのさ

偉く聡明な足跡は

今年もここで止まってしまうのかな

それも運命か

あぁ知ってるさ



桜の花が散っていくように

降り積もる雪が溶けていくように

降り続く雨も

消えてしまうんだろう

汚い感情集めて満たした

汚れた水溜まりの中で僕は

ただ、目を閉じる

すぐ 消える はずさ



枯れた情景を

希む現状だ

ただ失当にこう願った

何もかも全部

消えちまえばいい

濡れた情景に

次の光が指すときには

僕は...



巡る感情と

移る季の最前で

今燦燦と日が照らした

水面に映るは蝉と哀傷歌

濡れた情景の

面影はどこにも残らぬ

幻想世界みたい

そうだとしたら

何故ここに立っている?

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梅雨少年は夏を追う 歌詞

歌詞です

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投稿日:2022/04/22 00:53:10

文字数:781文字

カテゴリ:歌詞

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