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オンガク
何気なく見上げた夜空に いつの間にか月が白く照っていて 満月が近いわねなんて 知らず口元に笑みが浮かんだわ そんな自分に気づいたときには 雲の陰へと隠れていたけれど 見しやそれとも分かぬ間に つれないことね 仕方ないけど ゆっくり眺めたかったのに 偶然人波にみつけた 友達が懐かしくて嬉しくて 重なった視線の向こうで あの子も笑みをこぼしたと思うの お互い足を止める間もなくて すぐに紛れて呑まれてしまったけど 見しやそれとも分かぬ間に 寂しいことね 溜め息一つ ゆっくり話したかったのに
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かぎろい灯火
めぐりあひて見しやそれとも分かぬ間に雲隠れにし夜半の月かな(紫式部) ※「ノベルアップ+」及び個人サイト「篝火」でも公開中。
閲覧数:52
投稿日:2022/10/09 20:18:43
文字数:250文字
カテゴリ:歌詞
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