0から1まで進むには高い壁だけど
1から0まで戻るのはあっけなくて
何度目の夜明けだろう いつも上手くいかなくて
夢だとかそんなんじゃない ただ虚しかった
始まりは不意に訪れて未熟な心を奪っていく
終わり際には無慈悲で
すれ違いざまに心臓を掴むように
消えてしまえば 消えてしまえたなら
ただそれだけでよかったのに
消えてしまったら 消えてしまったならもう
明日の行方は道なき道の終わり
ありふれた日々さえ今はもう過ぎ去ったこと
ありきたりな言葉はもうやめにしよう
0から1まで進むには高い壁だけど
1から0まで落ちるのは
消えてしまえば 消えてしまえたなら
ただそれだけでよかったのに
消えてしまったら 消えてしまったならもう
明日の行方は未だ見ぬ道
それでも何かを犠牲にして 新しい道を選んでいく
誰もが言葉を飲み込んで そうして生きていくのだろう
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