【A1】
すれ違う靴の足音
街の忙しない話し声
騒がしくて　心地良くて
この日常も悪くない

争いばかりの日々でも
そっとボタンをかけ直せば
僕らはまた分かり合える
そんな気がしてならないな

【B1】
ふと涙が零れるほど
寂しい時もあるけれど
この歌を君に届けよう
いつでも笑えるはずだから

【S1】
ポケットの中に仕舞い込んで(い)た
素直な言葉さえ
言い出せなくて　長い時間を
ダラダラと過ごしているけれど

大事な人は　すぐ傍にいる
温かい笑顔で
本当の気持ち伝えたら
Ah　優しい世界

～間奏～

【A2】
夏の蒸し暑い夕暮れに
内緒で作った秘密基地
懐かしくて　愛おしくて
疲れた頬が緩みだす

時の流れに擦り減った
誰もが持ってた優しさを
僕らはまた分かち合える
そんな未来を信じたい

【B2】
長い時間の片隅で
失くしたものもあるけれど
この歌を共に歌えば
いつかは見つかるはずだから

【S2】
ポケットの中に仕舞ったままの
夢の落書きさえ
手離せなくて　長い時間で
グシャグシャに汚れているけれど

大事な物は　もうそこにある
胸に手をあてたら
自信を持って踏み出そう
新しい世界

Ah　優しい未来

――――――――――――――――――――――
以下、平仮名。（内は１音で２文字です）

【A1】
すれちがうくつのあしおと
まちのせわしないはなしごえ
さわがしくて　ここちよくて
このにち(じょ)おも　わるくない

あらそいばかりのひびでも
そおとぼたんをかけなおせば
ぼくらわまた　わかりあえる
そんなきがして　ならないな

【B1】
ふとなみだがこぼれるほど
さみしいときもあるけれど
このうたをきみにとどけ(よお)
いつでもわらえるはずだから

【S1】
ぽけとのなかに　しまいこんでた
すなおなことばさえ
いいだせなくて　ながいじかんを
だらだらとすごしている　けれど

だいじなひとわ　すぐそばにいる
あたたかいえがおで
ほんとのきもちつたえたら
あやさしい　せかい

～間奏～

【A2】
なつのむしあつい(ゆう)ぐれに
ない(しょ)でつくうたひみつきち
なつかしくて　いとおしくて
つかれたほおが　ゆるみだす

ときのながれにすりへえた
だれもがもおてたやさしさを
ぼくらわまた　わかちあえる
そんなみらいを　しんじたい

【B2】
ながいじかんのかたすみで
なくしたものもあるけれど
このうたをともにうたえば
いつかわみつかるはずだから

【S2】
ぽけとのなかに　しまあたままの
ゆめのらくがきさえ
てばなせなくて　ながいじかんで
ぐしゃぐしゃによごれている　けれど

だいじなものわ　もおそこにある
むねにてをあてたら
じしんをもおてふみだそお
あたらしい　せかい

あやさしい　みらい