沈みゆく夕日をいつも見つめていた
見果てぬ霞みゆく夢
いつまでも隣にただいたかった
声は風遥か…


夕暮れの薄野原(すすきのはら)
小さな影二つ 長く伸びてどこまでも
そう、ふたりで追いかけて
手を伸ばし、手を捕られ
今、輝く

夢乗せて、風吹けば、
鮮やかに誇る
あなたの心震わす
声が聞こえる

あぁ

沈まない夕日を今は見つめていて
紅(くれない) 狂い咲く夢
変わらない笑顔がだた怖かった
せめてこのまま覚めないで


薄闇(うすやみ)の世界に闇が落ちる
薄野(すすきの)に立ち戻る影は二つ
あの日追いかけた夕日にはとどかない
澄んだ空にたなびく白雲(しらくも)


夢凪いで、風殺(そ)げば、
零れていく思い
私の心震わす
声が聞こえる

あぁ

沈みゆく夕日をふたり見つめていた
見果てぬ崩れさる夢
いつまでも隣にただいたかった
せめて 最後 その時まで

昇らない朝日をずっと待ち続ける
抱(いだ)いた灰色の夢
いつまでもあなたと駆け続けてる
想い消えゆく茜色

ただ一人 残されて…

私は闇に熔(と)ける



********************

■ひらがな割符■


しずみゆくゆうひをいつもみつめていた
みはてぬかすみゆくゆめ
いつまでもとなりにただいたかあた
こえわかぜはるか

ゆうぐれのすすきのはら
ちいさなかげふたつ ながくのびてどこまでも
そう ふたりでおいかけて
てをのばし てをとられ
いま かがやく

ゆめのせて かぜふけば
あざやかにほこる
あなたのこころふるわす
こえがきこえる

ああ

しずまないゆうひをいまわみつめていて
くれないくるいさくゆめ
かわらないえがおがただこわかあた
せめてこのままさめないで

うすやみのせかいにやみがおちる
すすきのにたちもどるかげわふたつ
あのひおいかけたゆうひにわとどかない
すんだそらにたなびくしらくも

ゆめないで かぜそげば
こぼれてくおもい
わたしのこころふるわす
こえがきこえる

ああ

しずみゆくゆうひをふたりみつめていた
みはてぬくずれさるゆめ
いつまでもとなりにただいたかあた
せめてさいごそのときまで

のぼらないあさひをずうとまちつづける
いだいたはいいろのゆめ
いつまでもあなたとかけつづけてる
おもいきえゆくあかねいろ

ただひとりのこされて

わたしわやみにとける

********************

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

茜空 - 巴 -

一途な想いというものを、どこまで伝えられるのか頑張ってみました。
曲を付けていただける方を募集しております。
タイトルの変更、歌詞の改変も可能です。
( )内はふりがなです。
どうそ宜しくお願い致します。






(12/14)
*********************
歌詞応募選考落ち作品を修正したものです。
参加作品は前のバージョンにあります。

閲覧数:260

投稿日:2008/12/14 08:10:53

文字数:1,015文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント2

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  • 朔夜

    朔夜

    その他

    しえるん様
    歌詞にコメントをくださいましてありがとうございます。
    自分の歌詞スキルを上げたいと思っているので、
    きちんとコメントいただけるとすごく嬉しいです。
    これを次に生かせるようにがんばります。
    選考からは外れてしまいましたが、曲の完成と、
    またどんな風にステキに仕上がっていくのか、楽しみにしております。
    心より応援させていただきますので、頑張って下さいませ。
    では、これにて失礼いたします。

    2008/10/31 23:07:50

  • しえるん

    しえるん

    ご意見・ご感想

    力強くもどこか悲しい響きと言っていただけて嬉しいです!
    この歌詞もそのイメージなんですね。
    咲夜さんの歌詞を読ませて頂いた時に、絵よりも先に頭の中に浮かんだのは色でした。
    ただ浮かんだのではなく、鮮明に浮かんできました。
    これが言葉のなせる技ですね、お見事です。
    ラストサビの描写が特に好きです、というより大好きですw
    詞も切なくて、いいなぁこれは…。
    歌詞応募ありがとうございます><

    2008/10/31 03:55:10

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