“嫌い”って思う気持ちは
“好き”って思う気持ちと
同じくらい思ってるって
誰かが言ってたっけな？　Ah

ボクは君が嫌い
隣に座る君が嫌いなんだ
落とした消しゴムくらい
自分で拾えるのに
いつも君はすぐに
それを手にとってボクに
「次は気をつけてね？」
頼んでもいないのにさ

君がいない日は楽だよ
広い机で僕１人きりで
逃げ出した消しゴム
今日は自分の手が追いかける
あれ？なんかつまんないな・・・

今までの日々を頭の中で再生してみたんだ
気づいてなかったけど
いつもボク笑っていたんだ
君が嫌いなはずなのに
いつもムカついてるはずなのに
バカみたいだよな自分の
本当の気持ちがわからないんだ

ボクは君のことを
良いとこを見ないよう過ごしてきた
でも目隠しを取ったら
本当の君に会えた
いつも笑っていた
あんず色の頬がボクの
心の中にね
甘く溶けていくんだ

ずっと嫌いだと思っていたのに
ボクはボクに嘘をついていた
逃げ出した消しゴム
自分の気持ちも逃げていたんだ
ああ、やっぱボクは君が・・・

今までたくさんケンカしてその度近づいていった
でも不器用なボクだから
うまく伝えられない日も来るだろう
君のことが嫌いになっても
その笑顔で溶かして欲しい
バカなままでいさせてね
本当に君が大好きなんだ

“嫌い”って思ってるとき
“好き”ってこと忘れちゃうけど
“好き”って思ってるときは
“嫌い”なんてすぐ消えちゃうんだ

“大好き”いつからなのかボクにもわからないけれど
心の中溶け込んだ
甘酸っぱい笑顔　アプリコット

Ah・・・