ひまわりの花が君を向く
日焼け止めが乾き出して
あなたもと差し出す手に
見つからない楽園を探し出し
ほら 幸せの鳥も飛ぶ
青い羽が空に散る
ほら 絆創膏 首を隠す
見慣れたはずの君だったのに
教えてよ その笑顔の裏
君のこと変えるのほどの
教えてよ 僕らは
鈴虫が鳴き出す前に
ああ 笑い飛ばせるような
ああ 涙拭かないでくれ
瞼 閉じる 黒塗りの世界
自分でわかっているはずなのに
あてもなく 歩き回ろう
夏の中 花火の下の迷子
ほら エンディング花火上がる
繋げない汗ばむ右手
一駅くらい歩いて帰ろう
風が吹いて 僕らは乾いてく
笑ってよ 報われない恋
これじゃあ線香花火みたいで
風よ吹け 僕らが
激しく燃え上がるように
ああ 終わらせて淡い恋
ああ 煙 引かないでくれ
砂混じりの 風をまつ
砂漠に咲くサボテンが散る
カランコロンと下駄がなる
ヨルガオ探してる この夜に
ああ
教えてよ 花火が上がる
僕の声はかき消され
ヨルガオがふわり揺れる
髪に挿した簪
教えてよその笑顔の裏
君のことを変えるほどの
あの夏は もうこない
水玉が淡い夜は
ああ あの夜に触れないで
ああ 思い出す事は許して
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2021/08/04 10:06:24