見慣れた風景 あいも変わらず 疲れた顔で
毎朝毎晩 何月何年 繰り返してさ
1から10まで線で繋いだ
言われるままに 何もわからぬまま

見せかけの希望にまみれた
巧妙な言葉に操られ
まるで仕組まれた人形劇
もう気が狂いそうだ!

喧騒の中 誰かがぼやく
「行き着く先は全て決まりきっているのさ」
今さら 諦めたように笑って
いったいどうしたいのさ?

敷かれたレールに沿って歩いていたはずなのに
気づけば迷子で自分の場所がわからなくなって
壊れたコンパス 途切れたレール
一人ぼっちで 何もできないまま

都合よく書き換えられた
美しい記憶に囚われて
いつまでも縋り続けて
そこから動けない

それでも時は 止まることなく
否が応でも 明日はやってくるのさ
今さら そんなところで立ちすくんで
ねえねえどうしたのさ?

一体どうなんのさ?

消えかけの理想を抱えて
大切に守ってきたけれど
現実の波に飲まれて
失くしてしまいそうだ

誰も彼もが 知らない顔で
他人の事だ そんなのは解っているのさ
乾いた音を立てて進む時計の針

答えの見えない 暗がりの中
その手と足で 全て選び抜いていくのさ
まだまだ道は果てなく続いていく
さあさあどうすんのさ?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

mazy muse

閲覧数:104

投稿日:2017/03/29 20:33:54

文字数:526文字

カテゴリ:歌詞

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