
HOPE
黒く重い雲の下 響くのは天からの誘いか
海を越えて 空を裂いて 低く深く轟いている
どこから来てどこへ向かうのか誰も知らぬ他人の群れが
何も映らない眼して一本の線を描く
隠された屍を踏みつけてどこへ往く
知っているか この先に待つものが何なのか
「さあ、もうすぐここに希望の舟が来るぞ」
「乗り遅れるなよ、二度目は無い」
「ほら、もうすぐここに希望の舟が来るぞ」
「乗り遅れるなよ」
天を突き射す光の塔が幾人もの顔を照らす
他に何も見えないほど鮮やかな輝きが
「さあ、もう時間が無い」
「ほら、もう機会は無い」
「ああ、もう希望は無い」
「そこ以外、どこにも」
「さあ、もうすぐここから希望の舟が出るぞ」
「乗り遅れるなよ、二度目は無い」
「ほら、もうすぐここから希望の舟が出るぞ」
「乗り遅れるなよ、二度目は無い」
「ああ、もうすぐここから希望の舟が出るぞ」
「乗り遅れるなよ、二度目は無い」
「ほら、もうすぐここから希望の舟が出るぞ」
二度目は無い
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