其処は既に瓦礫の山
既に息絶えた死人の群れ
灼けた跡に枯れた空気
街と呼べぬ街並みに消え
立ち尽くすは荒野に
独り生きた私一人ぼっち
時代に蝕まれた心に
灼けた空気を流し込んで
遠く遠い暖かな日々を
思い返し私は涙する
何故に何故か私は此処に
生きている死んだ顔で
手を伸ばせばほら
明日は待ってるって
誰かが教えてくれた
けれど其処に何が
何が在るというのか?
瓦礫の山に映る未来は無い
笑っていればほら
未来は見えるんだって
誰かが教えてくれた
けれどそれが何を
何を変えるのだろう?
灼けた大地に光は見えない
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