真っピンクのドラゴン

ロールスロイスのバンカー蹴っ飛ばして
この世のすごい何かを抉った気になった
気分良くうろ覚えのシャンソン口ずさみ
嘘の歌詞を練って歌って笑う
恥ずかしい!

轍の間に立てば
全て跳ね返せると
思い込んであたしは
真っピンクのドラゴンに
なったつもりでいたんだ

首都高の下で爆音響いた
あたしの声なんか目じゃない
この世のすごい何かを抉った様な音だった
気分悪い 工事現場で鉄骨が落ちたみたい
「あーあ…」誰かが言ってそれっきり
恥ずかしい…


轍の間に立てば
全て跳ね返せると
思い込んであたしは
真っピンクのドラゴンに
なったつもりでいたけど
あたしの世界はいつも
みんな「恥ずかしい」が
口癖で思ったより広い
青空のした 馬鹿みたいに
つっ立っていた

真っピンクのドラゴンに
なったつもりでいたんだ
だけど真っピンクのドラゴンが
目の前を通り過ぎたんだ
「あーあ…」
みんなの声をBGMに
ロールスロイスのバンカー凹ませて
真っピンクのドラゴンが
真っピンクのドラゴンが
真っピンクのドラゴンが
真っピンクのドラゴンが…

この世を抉った!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

真っピンクのドラゴン

GUMIのつもりで書きました。※キャプション編集中…

閲覧数:144

投稿日:2012/04/27 17:43:54

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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