カワイイ歌なら天国、エッチな歌なら地獄。
実はこういうことだ。
新たなバージョンを発表された私ーー初音ミクは今、予約注文してくださったマスターのところへ届けられた。
新バージョンとしてさまざまな機能を備えて、私は歌姫として新たなマスターのところへ飛び立ったのだった。
そんな私は基本的に仕事を選ばないけれど、エッチな歌を歌わせられるのは勘弁して欲しいと思っていた。恥ずかしくて顔から火が出そうになるのだ。パソコンがオーバーヒートしてしまうかもしれない。
だからカワイイ曲だと願いたい。
マスターが歌詞を打ち込むまでは、私には全体像がわからない。
今か今かと待っていた。
ついに審判の時が来た。胸がドキドキする。
結果はこうだ。エッチな替え歌だった。
私が真っ赤な顔をしながら歌った歌が、今動画サイトに投稿された。

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どっちの歌?

出荷された新バージョンのミクちゃんが、仕事を選ばずに指定された歌を歌う話。ショート小説。

ミクちゃんのようにたくさんのテクニックを学んでいきたいな。
読んでくださってありがとうございます。

閲覧数:63

投稿日:2024/07/08 21:09:08

文字数:366文字

カテゴリ:小説

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