求めてる答え 探し彷徨い
悶えだけを みつけて
檻の中の鳥 羽ばたきは無く
折に鳴いては 眠り

そして 月を見送り
夜明けの空を想う
現在の色も忘れて
在りし日を赦せぬままに

彼の詩よ 彼のたまゆらよ
鳴り続く 咎の調べの中で
時の帳さえ 切り裂くような
悲しみに溺れ


あやまちの重み 深く沈んで
この身を 呪い続け
運命のはなむけ 無下に放り捨て
探せば遠い 終末

そして 潤みは涸れて
幸せの日々 憶う
色を失って独り
在りし非を赦せぬままに

安息を失った鳥は
鳴り止まぬ 咎の調べの中で
力無い羽は 羽ばたけもせず
ただ ただ 落ちてく


安息を失った鳥は
鳴り止まぬ 咎の調べに溺れ
罪の意識に 囚われたままで
ただ 海の底へ

彼の詩よ 彼のたまゆらよ
鳴り続く 咎の調べを抱いて
刹那に 奏でる 最後の唄
「――もう休みましょう」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

落鳥 /応募用

TAKUCHINさんの楽曲を拝聴しまして。
原曲様→http://piapro.jp/t/d1ez

これが聴いて得たイメージです。
※少し改稿しました。

閲覧数:191

投稿日:2011/01/27 00:49:56

文字数:379文字

カテゴリ:歌詞

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