心が息継ぎするように
キスをしたあの夜
言葉には出来なくて、ただ
あなたの腕の中で

眠ってしまった想いを
探してた深い森
泣きながら歩く
果てのない道を
もう終わりにしよう


証にもなれない、
こんな指輪(ガラクタ)さえ
外したら全部
消えてしまうの、あなたが

本当はね、足りない
ものなんてなかった
満ちてく日々に臆病になった
あたしのせいなの


あたしの心の中にも
暖かい場所をみつけた
春の夜空

あなたの手を握ったら
伝わるその鼓動が
流れ込んで優しいの

宝物と呼ばれるような
あたしはそんなに
綺麗じゃない

泣いてばかり灰被りは
あなたの隣(そば)にいたいよ
だけど魔法は解けたの
その鼓動はもう聞こえない

(間奏)

あなたのことだけ
考えてしまう、
持て余すほどの
「好き」が落ちて

二人の写真を濡らす
後悔なんてないよ、
ただ愛してしまったの

抱きしめられた
あなたの匂いを
覚えている、
悔しいほど

愛してくれた、あたしの「何か」
まだ見つけられないけれど
あたしは強くなれるかな
心は暖かいままで