人、持て余す陸(おか)の上
天守に梯立、不備も朧朧。
埋めるとは何。海の端(は)は陸、
陸で陸を繋ぐか、愚か者。

遠い彼の地は魔女のもの。
魅入られざるもの、勾引うべからず。
近く墓場で待ち合わせの合図
近く近場が墓場か、…大馬鹿。

歌が聞こえる。
臆病者は、目を隠せ。
歌が聞こえる。
勇気あるもの、歌を隠せ。


逃げよ、逃げよ。さもなくば
示せ。示せ。命の色彩を。
愛の果てを憂いて泣くか。
星の運命の水祭り。

超えよ。神を。人の子よ。
楽園は地に。天(そら)は堕ちた。
疑うならば、逃げてみせよ。
帰る場所のあるうちに。

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anonymous_no.3

40XX年「研究者のメモ」



30XX年、大戦争が起こり地上はほぼ壊滅。
今だに人類が存続していることは奇跡である。
残った記録も数少ない中、人々に歌い継がれる歌は当時を知る貴重な手がかりだ。
これらの歌には、度々[魔女]が現れる。
[魔女]とは、一体何者だろう。

閲覧数:158

投稿日:2019/12/12 01:07:27

文字数:267文字

カテゴリ:歌詞

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