朧(おぼろ)げな和太鼓の音の中に居
青竹のそよぐ中 私は舞姫
伸ばせば手にできると信じ続けたのに
諸行無常の風だけが観ていたの

あぁ空よ星よと呼びかけても
いつのまにやらその声は 君へと



淋(さび)しげな蛍雪(けいせつ)を紅く彩る
秘密を恋い焦がれし 私は舞姫
夢ほどに愛したのに 一振りの剣と
阿鼻叫喚の戦場(いくさば)に熔(と)けてゆく

あぁ鳥よ雲よと呼びかけても
いつのまにやらその問いは 君へと



物憂げな新月に捧ぐ禊(みそぎ)の
幻追い求めし 私は舞姫
百千の兵(つわもの)の夜叉に捧ぐ我が身
一期一会の切なきに染まりゆく

あぁ森よ土よと呼びかけても
いつのまにやらその愛は 君へと



ライセンス

  • 非営利目的に限ります

はるか

煎茶(sentya)様よりお借りした、素敵ミュージックに
歌詞応募させていただいた時のものです。
村を通りがかった戦場の夜叉に一目惚れした舞姫(イメージ巫女)の
悲恋の物語3部作です><;

閲覧数:152

投稿日:2009/10/09 22:07:46

文字数:309文字

カテゴリ:歌詞

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