いつから見えないのか 両手を広げて
どこから立てないのか バランス取り取り
危ない橋さえ 倒した信号機が
渡りませうせう 僕らを見つめていた
両側ただ静かで 埋もれた記憶を
それが気持ち悪くて びいどろに変えて
喉を通したら 足元転がる孤を
御終い それだけ 無視してまた一歩だけ
垣間見る
遠い空の翅さえ失くした僕らに あの日の中で その中で
眠たいな アルタイル 平和とか 長閑だとか
僕はもう 君のこと そんなことばかりしか
ずっとずっと長い間 浮かばないの
見ていないのさ 届かない手紙はどこに消えるのか?
いつまで落ちないのか 頭上を動かぬ
どこまで保てるのか 天道睨めつけ
止まらぬ飛沫を 半分だけ壊れた
拭いませうせう 地球儀を踏みつけて
手紙は届かないね 脆い瞬きは
電話ももう切れてさ 何も捉えずに
咲かぬ花びらを それでも繰り返して
見つめて それから それだけ繰り返して
頽れる
呑み込んだ気持ちは重石になるの? いつまでだって 僕の持つ
怖いのさ セルロイド よわむしな 目元から
僕はまだ 君の手に 涙がふわりと
言葉ひとつさえ 空に落ちてくんだ
届けていないんだ 何度目のひとりが終わる夢見て
大口を空けた穴は変わらずに 舞い上がり ぶら下がり
落とし込め 吸い込まれ 縮こまり もう終わり
揺れ途切れ 泣き叫んで なきむしこよしな
離れ離れて 僕らの続きへと
僕たちは消えたのさ 崩れゆく最後に君を見れたらな
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