ほほを
あかく
そめる
ひとみ
ゆれて
かすむ
こえを
あげて
ないて
さいご
ぼくは
わらう
手のひらの中には
夢や希望なんて
どこを探したって
見つからなかった
私の生きた世界
何もないことは無い
生きた証だって
残していけるはず
あいを
しって
ぼくは
からだ
かさね
うるむ
ゆびを
からめ
つなぐ
うみは
そこに
あった
喜びは続かず
泡のように消えた
だけど私の中に
花がひとつ芽吹く
手のひらの中には
知った愛がひとつ
私はそれを見て
小さく笑うだろう
もう怖いものはない
もう迷うことはない
これからも私は
人を愛していける
うみの
そこで
わらう
ぼくは
すこし
ないた
だけど
きみは
わらう
はなの
ように
わらう
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