1A
雲ひとつない冬の空
肉厚な花弁は冷たく
落ちる時を待つばかり

1B
潔く最後を迎える
儚くも美しい姿に
私もああなりたいと思う

1S
絡みついた他人の糸が
解けずに呼吸を許さない
どうしてもっと楽に生きられないんだろう
不器用に時間だけが過ぎていく

2A
霜降りて浮く冬の土
溶け出した足許は頼りなく
音を立てて沈んでく

2B
泥となり最後を迎える
哀しくも切ない姿に
私は自身の靴を見つめ

2S
首を絞める他人の意図が
分からずに溜息こぼれそう
どうしてもっと楽に生きられないんだろう
不器用に時間だけが過ぎていく

C
どうか誰か
私の凍てついた心を
ほんの少しでいい
そっと温めて欲しい

3S
絡みついた他人の糸が
解けずに呼吸を許さない
どうしてもっと楽に生きられないんだろう
不器用に時間だけが過ぎていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

冬の花弁

冷たくて儚いものを抱えて。

閲覧数:122

投稿日:2019/10/24 02:24:48

文字数:366文字

カテゴリ:歌詞

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