『雨のロンド』

聞かせてほら オーライ
すっと心に晴れ間が差して
空も飛べるような気がしてるの

静まりかえった交差点で
水溜りを眺めていた
少しだけ靴を入れてみたら
蛙がそっと顔をだした

暗い日々に嫌気が差して
遠く遠く逃げ出したいの
雨の粒が水面に落ちて
ぽろりぽろり音を奏でる

ララバイ ララバイ
吹き抜けた風が頬を撫でる

聞かせてほら オーライ
もっと深く耳を澄ませれば
重なり合うメロディ

瞼を開けて オーライ
ずっと心に残る痛みが
雨に包み込まれ
癒されてく

帰り道寄った公園で
水溜りを飛んでいった
ふわりふわりシャボン玉が
風に吹かれて飛ばされた

いつもいつも変わらない日々
瞳閉じて思い浮かべた
もしももしも空を飛べたら
風に乗って雲の向こうへ

ララバイ ララバイ
どこまでも飛んでゆけ真っ直ぐに

鮮やかに空を切り取って
どこまでも青く澄んでいた
水面を叩く雨のロンド
ゆらゆら空を舞った

まだ今も夢を見ているの
ずっと響き渡る雨音が
語りかけてくるわ

私はいま時を越えて
微風に舞って空を駆ける
水飛沫をあげて飛ばすよ
遥か彼方へ

雨が上がれば オーライ
きっと流れに身を任せれば
先に進めるから

傘を回して オーライ
すっと心に晴れ間が差して
空も飛べるような気がしてるの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

雨のロンド- Lyric

『雨のロンド』歌詞データです。

閲覧数:1,202

投稿日:2022/08/12 21:26:38

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました