A
すべてに正しく愛された孤独
朽ちない至福に酔いしれた虚構
幼い蕾は散ることさえない
いつかは無限に焦がれる時がくるだろう
B
熟した果実 永遠(とわ)に甘いまま
微笑みはぬるま湯に溺れてく
S
あの茜は何処に行くの
仮初の空をゆるり流れ
箱庭で今も歌い続けてる
ただひとり
果ての向こうに夢をみて
指先にこぼれたのは世界
箱庭は奏で続けてる
ただ美しく
A
どこかで優しく惑わせる記憶
くすぐる儚い終焉の序奏の傍で
B
取り残されて移ろわないまま
何も知らず常緑樹は眠る
S
あの黄金(こがね)は何故憂うの
瞬きに揺れる景色馳せて
箱庭に夜空落ちて鳴り響く
まだひとり
歩きはじめた星屑の
手のひらに生まれたのは世界
箱庭に願い鳴り響く
まだ叶わずに
S
あの茜はやがて沈む
もうもとには戻れない 別れ
箱庭は適切に解けていく
ただここで
最後の花びらを見てた
透きとおってく欠片に世界
箱庭に忘れられた歌
ただ美しく
——ひらがな——
歌詞の音符数
A
4,4,8
4,4,8
4,4,8
4,4,12
すべてに
ただしく
あいされたこどく
くちない
しふくに
よいしれたきょこお
おさない
つぼみわ
ちることさえない
いつかわ
むげんに
こがれるときがくるだろお
B
15,15
じゅくしたかじつとわにあまいまま
ほほえみわぬるまゆにおぼれてく
S
12,11,3
16,5,
12,11,3
13,7
あのあかねわどこにいくの
かりそめのそらおゆるり
ながれ
はこにわでいまもうたいつづけてる
ただひとり
はてのむこおにゆめおみて
ゆびさきにこぼれたのわ
せかい
はこにわわかなでつづけてる
ただうつくしく
A
4,4,8
4,4,12
どこかで
やさしく
まどわせるきおく
くすぐる
はかない
しゅうえんのじょそうのそばで
B
15,15
とりのこされてうつろわないまま
なにもしらずじょおりょくじゅわねむる
S
12,11,3
16,5,
12,11,3
13,7
あのこがねわなぜうれうの
まばたきにゆれるけしき
はせて
はこにわによぞらおちてなりひびく
まだひとり
あるきはじめたほしくずの
てのひらにうまれたのわ
せかい
はこにわにねがいなりひびく
まだかなわずに
S
12,11,3
16,5,
12,11,3
13,7
あのあかねわやがてしずむ
もおもとにわもどれない
わかれ
はこにわわてきせつにほどけていく
ただここで
さいごのはなびらおみてた
すきとおってくかけらに
せかい
はこにわにわすれられたうた
ただうつくしく
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仮初の自分は得意
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Messenger-メッセンジャー-
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空を舞うのは
色とりどりの花びら
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璃宙-りそら-
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