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11件
A
すべてに正しく愛された孤独
朽ちない至福に酔いしれた虚構
幼い蕾は散ることさえない
いつかは無限に焦がれる時がくるだろう
B
熟した果実 永遠(とわ)に甘いまま
微笑みはぬるま湯に溺れてく
S
あの茜は何処に行くの...箱庭ノ絶唱【曲:コロッケ屋【ミズキ】_DJ KANADEN様】
catacleco
1A
淡い夢色
唄うひとひら
指先の温度
幸せのよう
1S
箱庭にふたりきり
散ることのない桜
つないだ手はほどけず
揺蕩ったまま...箱庭に唄う【曲:nekocafe様ご予定】
catacleco
箱庭
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作詞作編曲:さも
BPM=125.0
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眩しい朝日が 隙間から零れる
あなたに会うために 鏡へ意気込むの
車の奏でる音色が あなたとのBGM
夜色に染まるバス停 秒針が泣き叫ぶ
短く儚い夢のような...箱庭
さも
夕日が赤く燃える 二人で観覧車
滑りこんで 空に染まる 遠くの街眺めた
始めて手をつないだ 優しい手のひらに
包まれてく 心地よさを 確かめてた幸せなの
いつまでも終わらないで 永遠止まらないで
夢に見てたこの日を 晴れた日乗る観覧車を
ゆらゆら空の中に 浮かんで小さな小部屋
ほら 生きてる それだ...箱庭観覧車
鳥バク
『彼女』が寝ている間に"此処"(または『彼女』のHOME)で『俺』は時間の間隔も忘れて自堕落に暮らす。
"此処"は『彼女』曰わく病院らしい。
自分の生まれ育ったHOMEを「世界」「他人」と切り離し、時々取り留めもない"家族"の一言一言に被害妄想ヨロシク傷付いてみせる。
自分だけが不幸な面をして、自分...何度目かの一ページ
131208。
「今日が最後だ、リヨン。くれぐれも処分のことは洩らさないように。態度も変えるな」
「分かってます。……あの、処分って、どうやって?」
「知りたいか?」
「……やっぱりいい。……僕、せめて最後までニースのそばにいたいな」
長い渡り廊下を歩きながら、僕は職員に言ってみた。
彼は少し考えたあ...あめふるはこにわ3
牛飼い。
僕が目覚めてから4週間が過ぎて、ようやく外出の許可が下りた。
怪我の治りが見立てより遅くなったのは、精神的なダメージもあったからだろうとサヴォイア医師は言っていた。
ニースの処分まであと3日。
僕は今日、久しぶりに彼女に会いに行く。
「NIISは当初より随分落ち着いているが、処分のことを...あめふるはこにわ2
牛飼い。
目が覚めると、僕は見慣れない場所にいた。
真っ白な部屋に、薬品のにおい。天井が見えるので、どうやら仰向けに寝ているらしい。
さあさあと雨の音が聞こえる。
全身がだるくて、頭が痛い。動きたくない。
しばらくボーッとしていると、ガラリという音がして、続いて静かな足音が聞こえた。パタパタというそれ...あめふるはこにわ1
牛飼い。
初音ミク二次創作短編小説
『箱庭』writer伊香りんご
私達の心は脆弱(ぜいじゃく)だと思う。
知らない人の言葉にさえ、心を揺さ振られるのだから。
私は、ネットに潜む内弁慶達に罵声を浴びせられ、少なからず傷付いていた。
「ふう…」
時計はAM09:46を表示している。
椅子の背に凭れ(もたれ)、ぐ...初音ミク『箱庭(完結)』二次創作短編小説
伊香りんご
降りしきる雪
つらいものは見たくない
悲哀に溢れる
真っ白な空虚
空っぽな外より
飾られた内側
作り事の世界でも
綺麗事だけを見ていたい
手足を伸ばすことは出来ない
けれど身体を抱くことは出来る...箱庭 ~白の世界~
遠影
小さな小さな
この箱庭で
私には十分
手足が伸ばせる
花を咲かせて
水をやって
ケーキを食べて
紅茶を飲んで
小さくても
私には十分...箱庭少女
遠影