君の痛みを知っている
でも分け合うことはできない
こんな歌じゃ救えないこと
分かり切っている
僕は無力だ

それなら僕の居る意味は残らない
必要じゃない
見られないなら 聞かれないなら
無いものと同じ

でも止められないよ
そんなすぐに捨てられるような覚悟で歌を歌っていなかった
そう とっくに答えは決まっていた
さあ浮き上がれ

Hello!
盛大に水飛沫を上げたら
眩しい光にちゃんと向き合って挨拶しよう
深い海の底からやってきたんだ
君に歌いに来たんだ
やっと会えるよ

押しつけがましくなっていないかな
自己満足になっていないかな
いつも不安で
その気持ちを押し殺していた

誰か傷付けてしまうこと
どんなに気を付けていてもきっと避けられないんだろう
その時は甘んじて受け入れるから
また歌わせて

どんな過去だって 後ろめたい記憶だって
精一杯の歌声で掻き消してしまえばいいんだ
殺したいほど憎まれていたとしても
そんな君でも誰かを救えるから

Hello!
誰も居ない深い暗い海の底
隠れているのは止めだ
怖いのは分かっているよ
君に歌を聴いてほしいんだ
そして君の歌を聴きたいんだ

一緒に歌おう
盛大に水飛沫を上げたら
精一杯の歌声でどこまでも響き渡せ
上手くいくことばかりじゃないけど
可能性は0じゃない
歌を歌おう

まだ不安は拭えないけど
ずっと無くならないものだから
歌うんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

浮上

閲覧数:140

投稿日:2020/02/13 23:52:42

文字数:600文字

カテゴリ:歌詞

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