鉄格子閉鎖 明け暗れる
飼殺し我が己の行く末は
断たれし想い故
微光さえも愛しい
仕舞う心葉 無へ還り
汚れた躰へ
降り裂く雨音と劈く雷鳴 嘲笑う

幼き記憶の断片
蘇るは幾重にも
幻像の貴方でもいい
今宵、此処から連れ出して

重ねあう二つの影
月明かり水面に揺れ
深き闇に永遠の愛と刻んだ
もう二度と逢えぬならば
消えぬ傷をこの躰へと望んだ
貴方が…

鉄格子閉鎖 明け暗れる
飼い殺し我が己の行く末は
次の夜明け来れば
偽りをも着飾る
使者を伴い赴くは
無求の場所へ
"自由"の名を持つ鎖は"不自由"を繋いだ

蝕む後悔の念
鳴り響くは幾重にも
想い無きあなたでもいい
幾度も幾度も言い聞かせた

引き裂かれ二つの愛
募り積り淵となり
交じりあわぬ心すべて流した
もう二度と逢えぬならば
互いの証と想い出を交わした
貴方が…

重ねあう許婚(きまり)の日に
蝋灯り雫零れ
秘めた髪飾りに真の愛を誓った
もう二度と戻れぬ路
絡まる鎖 断たれしこの願い

重ねあう二つの影
月明かり水面に揺れ
深き闇に永遠の愛と刻んだ
もう二度と逢えぬならば
消えぬ傷をこの躰へと望んだ
貴方が
彼方が
あなたが
アナタが
貴方が…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

「愛を誓いしヒメ飾り」

閲覧数:1,200

投稿日:2013/08/10 21:57:09

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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