A)
携帯電話 着信待ちの間の 雨音に
回り続ける 時計の音も
ゆっくり 溶けていくよ
B)
ふらふら 言葉が
流れ出した夜は
鳴らない電話 枕の下に隠して
S)
唄い出す
かき混ぜた 雨と涙しずくを
少しずつ
やさしさへと変えて乗せたメロディ
口ずさんだなら
A)
ノイズ交じりの 携帯ラジオ
流れる 雨の歌
『切なさ似合う こんな日に是非』
止めてね 立てなくなる
B)
追いつめられてく
一人きりの夜には
哀しい歌は 流さないでね
やくそく
S)
泣き濡れた 窓の外
伝う 音に メロディ 重ねてく
やさしい音 拾い集め
口笛 奏でてみたなら
C)
パタパタ落ちてく 雨の妖精
ピチャピチャと踊ってる
淡い光でも 煌めいてみせ
儚さ 感じさせない
S)
繰り返し 朝が来るまでの時を
待つのは もうやめて
やさしい唄 口ずさんで
涙も 溶かしてしまおう
哀しい歌 雨に流し
青空 見上げたなら ほら
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増えていくんだ 夢見心地だろう
素敵な出来事に 時刻表は無く
途方に暮れるまで 待つだろう...バスストップ
sysuger
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