左頬の火傷の痕
ヤカンのお湯を 頭からかぶった
母が何か 叫んでいたのを
私は憶えている
3日何も 食べなかった
1ヶ月間 外に出なかった
それでも母は 5年前まで
私の傍にいてくれた
私は母が 大好きでした
父は気が付いたら いませんでした
彼女と二人 辛い日々が
私の "当たり前"でした…
何度も痛い思いをした
何度も泣き叫んでいた
そんなとき彼女は いつも
私の目の前にいました
彼女を頼るしかなかった
彼女と生きるしかなかった
幼い私には 母しかいなかった
母と別れた後の 日々は
とても平和で 穏やかなモノでした
みんな 私の顔を見て
「可哀そうな子」だと 言っていた
体重も 身長も 伸びなくて
黒かった髪に 白が雑ざり始めた
私は 周りの子と違うと
感じるようになってきた
どうしてみんなに 見下ろされてるの?
どうしてみんなに 笑われてるの?
いつも独り 不安な日々が
私の "当たり前"になった…
私が その言葉を知ったのは
今から少し 前のことでした
…どうやら 私は彼女には
愛されていなかったようだ
(…○○…)
お腹が空いて 辛かったのも
押し入れに 閉じ込められたのも
全部 全部 我慢して
私は 生きてます
…だって
彼女を 頼るしかなかった
彼女と 生きるしかなかった
幼い私には 母しかいなかった
それが私の当たり前だった時代
この前適当につくった
曲のようなものの歌詞のようなもの。
ボクが個人的な趣味でこそこそ書いてる
小説(?)の主人公の歌なのです。
主人公が11歳なので、
歳の近いユキちゃんのイメージで。
これでユキちゃんに歌ってもらったとき、
何がどうなるかはきっと永遠の謎。
9/5 テトさんに歌ってもらってみました。
http://piapro.jp/t/mEEn
2016/11/28 えらい長い時を経て音街ウナちゃんに歌ってもらいました。
http://piapro.jp/t/uDcv
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