S0
ねぇなんでなんでなんで
あなたはかわらないの
ねぇなんでなんでなんで
あなたにおいつきそうなの
幼いころの記憶のままの
あなたは

誰？　

A1
思い出す　あなたのこと
小さい私の隣
お城の中　走り回る
冷え切った手で
私を止めた

A2
魔法とか　錬金とか
その時みんな夢中で
本当に　不思議なこと
誰一人気づかないの

B1
白馬の王子様とか
そんなメルヘンいらないの
気がつけば隣にいる
…それだけでいいの

S1
ねぇなんでなんでなんで
同じ時間を生きても
ねぇなんでなんでなんで
貴方は変わっていかないの
時がたっても変わらないのは
奇跡なのかな
ねぇ？

A3
少しだけ　大人になる
それでも日々は同じで
庭に咲いた　バラの花が
咲き誇る日が待ち遠しいの

A4
いつまでも　そばにいると
信じて疑わなくて
おだやかな　その違和感
認めずにすごしてたの

B2
幼いころの記憶と
何一つも変わらないの
少しだけ疲れてるの？
それくらいでしょう

S2
ねぇなんでなんでなんで
あなたはかわらないの
ねぇなんでなんでなんで
こんなに冷たい手なのよ
幼い頃の記憶の中と
少しも　かわらない
同じよ

S3
ねぇなんでなんでなんで
私を一人にするの
ねぇなんでなんでなんで
隣にいてくれないの
幼い頃と変わらないなら
これからも　ねぇ…　