高鳴る思い。













<Triangle 下>











レン視点













調子にのって変なこと言っちゃったし・・・。





俺ってホントバカだと思うよ・・・・。うん。

でも、鏡音が無事でよかったと思う。

あの時言えばよかったかな・・・。





「好きだ」って。





俺に言えるわけないか・・・。

でも俺の腕の中では鏡音がまだ恥ずかしそうにもじもじしている。



照れてる鏡音もかわいいな・・・。



このごろは鏡音の事にしか俺の頭は働かなくなったようだ。

自分で思う。

































『これにて、8月23日の陸上競技大会を終わります。』













「終わったわー、やっと。あ、今日は最高記録だせたし!!楽しかったー^^」









ピロリロン♪









俺の携帯の着信音。







宛:鏡音レン

件:急でごめんね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

急にごめんね。



陸上大会終わったら、裏まで来てくれる?

倉庫のとこです。



待ってます!

        ミク











うそだろ・・・・。

俺は思ったけど何回携帯を見ても初音からのメールは消えないままだった。





これってまさか・・・?





と思ったりもしたけど、そんな少女漫画みたいな事はあるまいと思った。

っていうかそう言い聞かせた。











鏡音は女子達と仲良く喋ってる。



今しかないな。





























ー倉庫前ー

















俺が行くとそこにはもう初音の姿があった。





「はあ、はあ、えっと、話って何かな?」



「あ、ごめんね、急に呼び出したりして・・・。」



「いや、大丈夫だよ、で・・・?」



「あ、えっと・・・。その!す、すう・・・。」



「ん?」



「好きなんです!レン君のことが!」









彼女は顔を真っ赤にしてそう俺に言った。











「・・・・・・・え。」



「ごめんなさい・・・。いや、その///私ってば・・・。」



「ありがとう。初音。でも・・・・。俺、鏡音の事が好きなんだ。ずっと忘れられない。だから・・・ごめんな。」



「いいんだよ。その事は知ってたし・・・。私の気持ち聞いてくれてありがとう!」







意外な言葉だった。

そして最後まで笑顔な初音に皆が惚れるのも少しだけ、わかったような気がする。







「じゃ、ばいばい!またね!」



「待って!」



「え・・・。」



「俺、初音に告られて・・・その!すごく嬉しかったから!///好きっていってくれてありがとう!!」



「やっぱりレン君は優しいんだね。」



俺の手をほどきながら初音は言った。





「じゃあばいばい!」















一人取り残された。



「初音ってやっぱすげー・・・・。俺も・・・・、勇気ださなきゃな・・。」









そう言って一人、拳を握った。





















「鏡音ー!!」



「あ、レン。どうしたのさ、そんなにあわてて。」



という鏡音の横には初音がいた。



「あ・・・・、初音もいたのか・・。」



「ううん。私は大丈夫だから。しっかり気持ち、伝えてあげて。」



「ありがとっ!」





「えっ!?えっ?」



鏡音だけ一人、状況が飲み込めないようだ。







大丈夫だ、これくらい。

たったひとつ勇気をだすだけじゃないか。











「鏡音。」



「え・・・。」



「俺、お前・・・いや、鏡音の事が好きだ!!」



「・・・・・・・・・・う・・・・そ。」



「うそだったらこんな恥ずいことしねーよ。」



「はは、そうだね!」



「ちょ・・・・。俺の返事は!」



「決まってるじゃん!」













「「大好きだよ」」















そういって君と俺は笑う。





またいつものように























ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Triangle 下 レン視点ver

これで完結です!!
いやー楽しかった^^ww
コラボってこんなに楽しいもんなんだねww
素敵ないちゃみねになって嬉しいですww←
MAMI、コラボしてくれてありがとう!またやろう!!

お友達MAMIとコラボしました☆ミ↓
http://piapro.jp/mami0903

合わせてご覧あれ!

閲覧数:573

投稿日:2011/08/23 12:41:36

文字数:2,035文字

カテゴリ:小説

  • コメント2

  • 関連動画0

  • あきのき

    あきのき

    その他

    うおっ!!
    ブクマ数が5だなんて・・・。皆さんありがとうございます!!
    今回ブクマしてくれたMAMI・miko・奈凛さん・オセロットさん・うーろんちゃさん・他にも、上の方でブクマしてくださった、ドビズさんもありがとうございました!!皆さんのおかげで上・中・下とも注目の作品にはいることができました!!
    泣いていいですか・・・(泣)

    これからもがんばります!

    2011/08/25 21:37:38

  • 日枝学

    日枝学

    ご意見・ご感想

    おおお何かレンかっこ良いですね! 地の文が妙にかっこ良く感じました。
    そういうわけで読了! 完結お疲れ様です! MAMIさんの方にも似たようなコメントをさせていただきましたが、この物語、緊張感と温かさがあって、読んでて面白かったです。次を読もうという気にさせられる、良い話でした! それにしてもやはりこのレン、かっこ良いですね。妙に自分の感覚ではおおおおおってなりました。
    良かったです! 執筆おつかれさまでした!!

    2011/08/23 23:41:22

    • あきのき

      あきのき

      レンきゅんはかっこいいですよね?。
      惚れますww

      おお!!読んでくださってありがとうございます!
      私には、もったいないほどのほめ言葉がたくさん・・・ヽ(´Д`ヽ*)
      ありがとうございます?。
      日枝学さんも執筆がんばってください!!!

      2011/08/25 21:25:06

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