・あらすじ
マスターが「読み込み遅い」とチョップした為パソコンがショート。
その衝撃でボカロ達の体と精神が入れ替わってしまった!!

……というお話。

※レンの精神がルカの体に入ってます
※深夜のテンションです(私が)
※急に始まります

「うわぁああ!!」
叫び声と共に聞こえた派手な音に、MEIKOは何事かと音源に走る。
そこには、両手で顔を覆いしゃがみこむルカ(中身はレン)がいた。
「どうしたの？ルカ…じゃなかった、レン」
「…め、MEIKO姉…俺、俺…」
顔を上げたレンは、我慢できねぇよぉっ、とMEIKOに泣きながら抱きついた。
「わっ、レ、レン!?」
「うわぁー、もう嫌だぁぁあ」
中身はレンなのだが体はルカなわけで、MEIKOは圧迫感に喘ぐ。
--ぐっ、恐るべし巨乳パワー!
「と、とりあえず、落ち着いて、ね?」
よしよしと撫でるうちに、少し正気を取り戻したレンはぽつりぽつりと話し始めた。
「…少し腕を動かすだけで、む、胸が…」
ああ、なるほど。思春期のレンには刺激が強いわよね。
意識しないようにしてはいるらしいのだが、やはり気になるみたいで。
「どうすればいいんだろう…」
う～ん、それが悲しき男の子の性かしら。
「……パソコンが早く直るのを待ちましょう」
辛いだろうけど、と意気消沈のレンを連れ、みんなのところへ向かう。
話をしていれば、きっと気も紛れるでしょ。

………結局、レンの苦悩は続き、悲鳴が止むことはなかった。