魔法が使えなくなる前に、
手をつないで、逃げ出そうか。
魔法が使えない世界なんて、
どうでもいいじゃんか、正直。

最後に、誕生日を、
素直に、祝えたのは、いつだろうか。
今ではなんとなく、
考えたくなくて。

歳を重ねるたび、
特別じゃなくなるのが、わかるからさ。怖いんだ、
きみも、きみもそう思うでしょう?

大人になったら、この力も、
なくなってしまうのだから、
なにか最後に試すなら、
きっと今しかないから。

魔法が使えなくなる前に、
手をつないで、逃げ出そうか。
魔法が使えない世界なんて、
どうでもいいじゃんか、正直。

そうは言ってみたものの、
きみにはもう、魔法なんて、
いらないよね。
社会に溶け込んで、
好きなひとに愛されて。

大人を受け入れられず、
魔法に頼らなくちゃ、いけないような、
ぼくと、きみとは、
きっともう違うから。

きみに、置いてゆかれたような、
気持ちになってしまうのは、
ただの自分勝手だから、
きみに気づかれないように。

魔法が使えなくなる前に、
ひとりだけで、飛び出して。
きみを忘れられるように、
考えなくていいように。

魔法が使えなくなることを、
どうすれば、受け入れられる?
いつまでもわからないから、
きみに置いてゆかれるのかな?

魔法が使えなくなる前に、
手をつないで、逃げ出そうか。
きみにそう言えたらよかった、
もう間に合わないけどさ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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魔法が使えなくなる前に (aki91) 歌詞

魔法が使えなくなる前に (aki91) の歌詞です。

Youtube: https://youtu.be/6RgRIqO2PZk
niconico: https://nico.ms/sm44166456
楽曲情報: https://sueakiyama.github.io/music/aki91

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投稿日:2024/10/01 16:01:16

文字数:603文字

カテゴリ:歌詞

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