血も涙もない繋がっていない
突然現れた黒
繋がっているのは
酸素と屋根と

怖いも憎しみもない
優しい黄色い目
繋がっているのは
乾燥の果実

生活のために生きて
生きるために頷いて
いつから忘れてしまったの
そんかとのなかったかのように

永遠などなかったかのように
今を黒に染めたのは
静かな今
一人とひとりを

なんのために生き
なれるために泣くのは
繋いでほしいのは
今の永遠を

あなたを一人にして
抱き抱える事も出来ずに
いつから忘れてしまったの
あなたはいない
遠ざかっていく
静かな路地
冷えた身体抱きかかえる
ためらうことなく
逝っていいよずっと

あなたがめを開いて
隅に目を潜めて
泣きもせずに
その景色がきっと

いかないでずっとここに
最後はここで泣いて
囁いて眠る君
最後のわがまま

さよならいつかはきっと
言えるように