モノクローム
五月蝿い雑踏に耳を塞いでいる
どうせ明日だって
残響のようなウィークディ
「幸せ」なんて小さな期待だけじゃ
どこにも逃げ出せない
確かな感情に触れていたくて
握りしめた拳は震えていた
どこかの誰かに渡すためのストーリィ
ペンを走らせた
寂しいメトロノーム 一人で鳴らして
「誰か居ませんか」とか
黒と白に問い掛ける
僕はモノクローム どこにも行けやせずに
小さな鳥籠でのらりくらり歌っている
苦し紛れの音符を重ねながら
僕は生きている
今日も息を吸ってる
「これで最後だ」なんて口に出しても
諦められずにいるの
痛む心臓に寄り添って泣いた
見慣れない場所でかくれんぼしてた
「誰か見つけてよ」 他力本願の僕は
身動きができずに
ひしゃげたパラグラフ ひび割れた声で
「僕を知りませんか」と
無人駅で掻き鳴らす
さよならフェノメノン ここには何も無いの
色をなくしたまま 生きる 生きる それだけ
ずっと"瞬間(いま)"を繰り返してたんだ
いつか報われると勝手に信じて
自業自得だなんてそれはちょっとあんまりだ
僕はモノクローム 染まりたくなかったんだ
損な生き方だと僕自身もわかってる
悲しい目の子どもが僕を指差した
「どこまで行くのですか?」
「ごめん、僕もわからない」
僕はモノクローム 逃げ場などは無かったの
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