『ゴゼンヲハナレズ チュウセイヲチカウト セイヤクスル』

周囲(まわり)と少しズレた日常 居場所を守る為に自分を殺した
どうすれば馴染めるの? 拭いきれない違和感

水音の夢に導かれる様に 非日常が牙を剥く
連れられるまま私は 月の影に墜ちてく

白刃が見せる 故国(こきょう)の幻
手に入れたくて 必死にもがいたのに
私の居場所はどこにもなかった
暖かい日々も 私の手からこぼれ落ちた

独りで駆け抜けた非日常 生命(いのち)を守る為に理性(自分)を殺した
どうすれば生きられる? 本能が告げる危険

偽りの殻を脱ぎ捨てる様に 真実が現れる
操られるまま私は 殺戮を繰り返す

蒼猿がささやく 自分(わたし)の本音(ほんしん)
信じる事が とても恐ろしくて
救いの手さえ 跳ね退けていった
信じなければ 裏切られる事などないと

なんと私は愚かなのだろう
だから私は必要とされなかったのだろうか?
「死ンデシマエ」と声が囁く
「オ前ハイラヌ」と誰かが叫ぶ
誰も惜しまぬ生命(いのち)なら 生き抜いてやると私が足掻く

望んだものは 手に入らなくとも
信じる事を教えてくれた
必要なのだと言ってくれた
迷う事さえ許してくれた
そんな場所を手に入れた

赤い髪をなびかせた 私に彼がひざまづく

『御前を離れず 忠誠を誓うと 誓約する』

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

月の影 影の海

小野不由美さんの「十二国記」を読んだ勢いで(笑)

後半が物凄く好きです。
早く続きが出ますように…!

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投稿日:2009/08/07 22:36:24

文字数:568文字

カテゴリ:歌詞

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