「あなたが灯火になる前に」


夜空に咲いた向日葵から流れ出した
芽吹くはずだった種の欠片 散ってしまった

きっと君は知っていたんだ 進んでいく先にある
後ろから迫る全部を
爪先が躍る 息も吐かせないほどに
揺れて 引き留める事も出来ず微笑んだんだ

綺麗な海に溶ける物語のよう 泳いでいきたいな
何にも考えないで 宙を仰いで星の地図 ほら
誘ってるみたいだ


淡い泡(あぶく)の中に敷かれていく格子の窓に
覗き込んできた誰かが言った「何が視えるだろう」

創り 壊し 突いて 怖くなるばかりなら
いっそもう積んでみようかな
背負わされるだけで下ろす事も分からない
触れて 膝を折る事しか出来ず微笑んだんだ

甘くも辛くもないキスをせがむよ 勇気をくださいと
僕らは現実なんだ 幻じゃない 耳を澄ませよう
遠くの汽笛


目映い風 戦ぐ熱さ 太陽はもう枯れてしまった
広がるのは君と僕で繋がる影 夜と重ねて
さぁ何処へ行こう 棒を立てたら倒れた先へ 1・2の3で
君とさよなら


綺麗な海に溶ける物語のよう 泳いでいきたいな
何にも考えないで 宙を仰いで星の地図 ほら
誘ってるみたいだ

探しに行くよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

「あなたが灯火になる前に」

既存の曲のメロを借りて久しぶりに一作。
何か切なくてキラキラしたやつ、と漠然に決めて気付けば15分くらいで作り終えてた。

閲覧数:233

投稿日:2017/08/06 09:34:21

文字数:504文字

カテゴリ:歌詞

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  • いるがせ(kyumaru)

    いるがせ(kyumaru)

    使わせてもらいました

    Grauさんから許可頂き、この詞に曲をつけさせていただくことになりました。

    2017/08/14 22:03:32

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