「もう死にたい。」 また 君が言った
せわしなく 目まぐるしく進む
幸せを 見出だせない現実(せかい)で
繰り返す毎日を殺したい

絶え間無く 走る時間は残酷で
立ち止まり 僕を置いてきぼりにした
足跡も 捜したけど残ってないし
交差点 赤信号 駆け抜ける

生きる覚悟、死ぬ勇気も
希望には程遠い絶望で
未来を見据え 過去を捨て去れ
「後ろ向きな僕はどうする？」

苦しくたって 楽しくたって
行き着く先が死であるなら
もうちょっとぐらい生きてもいいかな
もったいないし

「多分。」

「もう 死にたい。」 また 君は言った
不安定 足もおぼつかない僕が
君という 僕自身を守ることさえ
自問自答 できるのかすらわからないんだ

繰り返す 作業化した日常
イライラが 募るだけのつまらない時間
楽しみも いつのまにか忘れちゃったし
最上階 窓全開 飛び込む

泣く幸せ、笑う苦痛も
自分には難しい選択
前を向き行け 振り返るなよ
「目が見えない僕はどうする？」

僕を理解(わか)って 君を理解って
残りの人生(ライフ) 君に注ぐ
もうちょっとぐらい生きてもいいかな
時間もないし

「多分。」

いまさらですが まだ死ねません
君と離れるのが惜しいから
疲れ果てて 眠りについて
それが結末(おわり)では物足りないな

明日笑うこと できるだろうか
僕の中にいる君自身が
愛を穿って 僕を伝って
触れ合う刹那に君と混ざる！

生きる覚悟、死ぬ勇気も
希望には程遠い絶望で
未来を見据え 過去を捨て去れ
「後ろ向きな僕はどうする？」

泣く幸せ、笑う苦痛も
自分には難しい選択
前を向き行け 振り返るなよ
「目が見えない僕はどうする？」

ああ

僕を理解(わか)って 君を理解って
残りの人生(ライフ) 君に注ぐ
苦しくたって 楽しくたって
行き着く先が死であるなら
もうちょっとぐらい生きてもいいかな
もったいないし

「　　」