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あと少しかい? 罪の重さ、
ぼくはここでは救われないからさ
夢の跡が 吹きこぼれ落ちて螺旋を描いた
その続きが 気になるのかい?
指をさしたその先の方舟は
星のカケラ 踏み潰しながら進む
無数の声を聴いた
口々に抗議する影は
どれもみんな同じ眼をしていたの
ただその先の方舟(ふね)を見ていたの...ノア
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蜃気楼が解けた
その不完全な生(せい)にもたれて
ぬるいコーヒーを
口に含んでは顔をしかめる
誠実だと他人(ひと)が言うのなら
僕は一体 どうあればいいのでしょう
眼前に透明な群青が咲いて
また僕のことを置いてこうとする
上手く歩けない猫はまた鳴いて
回らない舌で言う...群青
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Walking 何度も転んだ
Calling 何度も呼んだ
Running 足がもつれて
Sleeping 疲れ果てたら
君の隣で眠らせておくれ
散々な毎日も 段々慣れてきた頃
延々続く軽作業 全然楽しくなくて
清々するよな言葉も 牽制されるよな世界
みんな横向いて前ならえ あんな大人にはならない...factory
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コマンドA:彼女とデートする
いい加減にしてそういうの
あたしみたいな女の子なんて
周り見渡せば億千万といる
勘違いも甚だしいわ
ちょっとだけ優しくしたくらいで
どうせ見た目がタイプだとか
そんな簡単な理由で選んだんでしょ
優等生キャラ?妹系?
そんなレッテルで私を見ないで...恋愛依存症
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語るも疎かな馬鹿げた話
それは悲しい、とても卑しい
なんて滑稽なんでしょうか!
千切れた本を踏み潰す
知らないもんはしょうがないって
駄々こねて拗ねて諦めて
心配性な僕は今日もまた
ダサい探知器を振りかざす
嗚呼
泣いてたって伝わんないなら...嘘発見器
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歩道橋から見下ろした
踏み切りが裂いた一本の列
遮断機の点滅 空に消えてった
此処は何処だ?と問い掛ける
赤い夕焼けは僕を染めてく
エンジン音が消した足音
アスファルト蹴って 歩くのは誰?
「其処は幸せ?」 未だ返事は無い
路地裏の雑踏
イヤフォンで塞いで...クロスロード
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いつもと変わらぬ つまらない火曜日
なんだかだるくて 布団をかぶった
携帯、震えた 光るディスプレイ
君からの着信 2コール目で切った
しばらくしてから メールが一通
「話があるんだ。聞いてほしいんだ。」
返信しようかな 少し迷って
面倒になって 携帯を閉じた
意味はないけど ただ憂鬱で
窓の外の ...そらうた
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ひとつ、巻き
ふたつ、巻き
かたかた動く僕の手
みっつ、巻き
よっつ、巻き
くるくる廻る僕の眼
森の奥
深く深く
ねじを巻く ねじを巻く
独りでは動けない...ねじまき歯車
-
夕闇に落ちた卒塔婆の影に
烏が鳴いた 烏が鳴いた
静けさの中ふっと舞い落ちた
枯葉のノイズ 枯葉のノイズ
吸い飽きた空は今宵も曇り
小石を蹴った 小石を蹴った
足元に転がる頭蓋骨
今日も笑った 今日も笑った
小綺麗なビジョンで映した
色彩豊かなリアルは...木枯らし
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「あなたの歴史を
このコップに注いでみましょう。」
差し出されたガラスに
落ちてゆく一雫
僕の人生なんて
とてもつまらないものでした
気が付けば雫は
とっくに落ちるのをやめてた
一口で飲み干せそうな
中身のない僕の歴史...有限
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嫌なことがあって
少しだけ自信をなくして
生きてる意味あるのかな なんて
考え過ぎたりしちゃってさ
元気出しなよって
声をかけてくれる人はいるけど
それで忘れられるほど
僕はそこまで強くないんだ
友達とか 好きな人とか 大好きな家族とか
大切なこと 気づけないまま...苦悩
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ありふれた色彩感覚
眩暈起こす様なビビッド
白黒世界の住人は今日も色を問うんだ
感傷的スーサイド
傷を舐めてまた歩く
死にぞこないの僕にはわからないネオンの色
甘い淡い荒いならいい
損壊は進んだ
破れたスケッチブック
どうしたって動かないヘタレ前線...色喰いスランパー
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「覚悟はあるかい?」 自己淘汰
ゴミくずはもう置いてきたのさ
「問題皆無。」 完璧主義者
白紙に戻そう さあ始めるよ
「個人間の契約は破棄します。」
増える×印 まだまだ足りない
判が物語る交渉結果
大丈夫 これなら失敗しない
縛られるのには
あまり慣れてないけど...コントラクト
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「大丈夫?」
そこまで心配してるわけでもないんだけど
「うるさいな」
君が突き放すように放つ言葉は
別にいいんだ
もう君なんかには期待してないから
わかってる
私だって助けてもらうつもりもないから
傷を舐め合ってきた僕らだから
慰めなんてのは所詮挨拶で...白蟲夢
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I don't mind,
If you forget me.
僕の居ない間も
I don't mind,
If you forget me.
ずっと笑ってて
哀しみの淵から
這い上がる強さを
溢れ出た涙
一人で拭えなくとも...I don't mind,If you forget me.
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「もう死にたい。」 また 君が言った
せわしなく 目まぐるしく進む
幸せを 見出だせない現実(せかい)で
繰り返す毎日を殺したい
絶え間無く 走る時間は残酷で
立ち止まり 僕を置いてきぼりにした
足跡も 捜したけど残ってないし
交差点 赤信号 駆け抜ける
生きる覚悟、死ぬ勇気も
希望には程遠い絶望で...ライフ