今日もゆっくり進む時計の針は
私の心を沈ませてくる
窓から指す嫌らしげな日差しが
私の気持ちを腐らせる
「誰かが何とかしてくれる」
ってそんなことあるはずないって
分かっているのに
期待してしまうんだ
いつもいつも 同じ毎日
苦しいばっかりツマラナい
「一人でも分かってくれる」
人なんていやしない
幼い頃のはなしで私は
右目を亡くした
尊い 尊い 私の人生(こううん)は
一瞬で崩れ去った
痛い 痛い 痛いなんて
言えるはずもないので
辛い 辛い 辛いなんて
とても口から出てこない
冷たい振りして言えなくて
傷つけたくなくて傷つけた
でも本当は ただ
触れていて欲しかったんだ
だけど
触れてみて分かったんだ
怖がる事なんて
何一つも無かったんだなぁ
って微笑んでいたよ
今
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