通りゃんせ 通りゃんせ
黒く染まった茜空 童子達が輪を描いて踊り出したら
祭りが始まる 神社に灯りがともり出す 通りゃんせ 通りゃんせ
わらじに覗く小さな小指 きつく結べよ 手の鎖 掛け合う声も賑やかに

通りゃんせ 通りゃんせ 明日朝早く 姉様は会えぬところにお嫁に行く
早霜降りた十五の夜 うしろの正面 誰ぁれ?
あの子の七つのお祝いはとても冷たい土の下 お札を納めに参るすら
今は到底出来ぬこと
村の外れの細道を天神様に見送られ 秋風吹いて 通りゃんせ
涙が紡ぐ二年三年 幾年経ってもあの子は七つ
行きはよいよい 帰りはこわい
帰りは鴉も鳴き止んで

さて、としわがれた声は言う これでまた一つ お話しの火が消えた
あの子 この子と眠りに落ちて 座敷はずっと静かになった
行燈ゆるり 着物を照らす 寝ぬ子のもとには鬼が来るよ
言っては笑う掠れた声 横の障子に映る影 通りゃんせ 通りゃんせ・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ワラベウタ

駄文3
一番歌詞っぽいもの。
勿論音に乗るなら 単語の追加や削除、サビ化などの改変歓迎。
元ネタとして端っこにお名前が載るなら光栄の極み。

閲覧数:145

投稿日:2009/02/03 16:25:09

文字数:400文字

カテゴリ:歌詞

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