１人が好きで独りが嫌い
こんな自分が情けなくて
隠そうとしては独り涙

手を差し伸べてくれても
プライドが邪魔をして
知らないフリして逃げて
また独りに戻ります

嗚呼こんな私を見ないで
誰も来ないで来ないで
嗚呼そんな顔して見ないで
私は可哀想なんかじゃないから

引きつる顔が嫌いで
笑うのが怖くなった
１人笑ってみても寂しいだけ

あの日貰ったものが
今でも手放せないんだ
しがみついて泣いても
何も戻らないと知って

嗚呼こんな私を見ないで
寂しさなんて慣れたわ
嗚呼そんな顔して見ないで
私は不幸なんかじゃないから

部屋の隅うずくまる私
こんな景色が当たり前
画面の光だけがお友達なの

嗚呼こんな私を見ないで
誰も来ないで来ないで
嗚呼そんな顔して見ないで
私は可哀想なんかじゃないから

嗚呼いつか笑えるように
カーテンを開けてみた
嗚呼朝日が照らしてきた
いつしか泣いていた

こんな私でも
誰かを笑わせられたら
もう泣かずにいれるかな