自転車で空の上まで逃げられるといいな なんてさ
空言しながらかじった 青いシトラス
指に残った甘ったるいベタベタさすら
暑苦しさすら 愛おしいさが 誤魔化してくれるから
どんなに最低な日も君となら思い出になりそうで
とんでもない妄想だって君と信じてみたい
ガキくさいワガママを未だ捨てられないな
3000Kの心象を
私たちの目で確かにしようよ
誰も知ろうとしない世界を
そっとのそっとで覗いてみよ
ちょっとのちょっとで触れそう
ちょこっともね疑わない
疲れるまで無茶をしちゃおう
揺らめく ざわめく 明日へと
必ず 繋がる とろけた
心を 抱えた 夏の日
「ほらね!噓じゃないでしょ!」
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