君へ
1
振り返れば君の微笑み 触れる手の温もり
その潤んだ瞳の涙なごり 理由を問わず そっと肩を抱く
君は覚えているかい 窓辺に飾った 天使のキャンドル
寂しい時 一緒に灯そうって 秋祭りに小さな出店で買ったよね
二人想い交わしてから 涙どれほど流しただろう
切なさに胸焼き尽くされ 素肌どれほど求めただろう
淡く揺れる天使の灯火 やわらかに二人を照らす
こごえるようにふるえる君を 僕は強く抱きしめる
2
立ち止まれば空ろなこの世界 でも確かな君とのこの時間
寂しさの闇が帳をおろそうと 温もりは ほら 熱くここにある
初めてのデートの夕立で ひとつのパーカー分け合いかぶったよね
あの時の無垢な恥じらいと想い 伝わる鼓動に生きている
二人想い交わしてから 涙どんなに互い繋いだだろう
切なさは きっと 永久の架け橋へと 輝く翼を広げるだろう
何気ない日常に 小さな奇跡の光 見つめて
かけがえない君に伝えよう ひと言 愛してる
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