触れたら音もなく消えるのだろう
霞かかる儚い笑顔
落ちてく堕ちてゆく
ひとりひとりきり見つめながら
寄り添えない運命(さだめ)としても
貴方に貴方に触れたい

優しい永遠
探して彷徨う指先

静寂揺れる光のないその瞳は
遥かはるかハルカ遠く
届かない
いついつまでも待てるなんて
言えないから
どうかどうかどうか
夢よ醒めないで


孤独に寄り添われ
それでもまだ
貴方だけを探してしまう
いつでもいつまでも
ふたりふたりきりいられたなら
深い闇も鈍い痛みも
愛しく愛しく思える

哀しい幻影
探して探して傷つく

夢見た景色
貴方と描いた景色は
遥か遥か遥か彼方
向こう側
どこどこまでも追いかけたいけど
行けない
私わたしワタシ
そんな弱くない


別つ流れは速すぎて
言葉ないまま動けないけど
ふたり交わした微笑みが
過去を照らしてくれますように


貴方のいない光のないこの世界で
涙なみだナミダ…涙
とまらない
それでもここで光を探して進むの
どうかどうか…
そんな私を許して

今を生きてく
貴方残して Ah