深夜、学校


ガササササッ

ゴロゴロ、


スーツケースの㊥には

体育座りをした


犬持の遺体が うずくまっているのだ


そのため 大変重く、


大人の男といえど、人体の


限界だった


俺は、自分のクラスの生徒である "犬持己卓"を

大変重たく憂鬱な物体として とらえかけてきた…


思い切って 縄にでも

ぶら下げとこうか、


そんな優柔不断

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

赤い蝶の界③---3/20

とらわれの少女に

くもの糸

赤傷色の

トンネルを

ぼくは
くぐりだす

閲覧数:39

投稿日:2013/03/15 00:03:18

文字数:184文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました