きみが溜め込んだ憂鬱と ぬくもり孕む吐息の
その一辺を捕まえて 仕舞い込んでしまえたら

まぼろしの誘惑
わからないよね なにも
目を閉じてそして歩いた
行方など知らなかったよ

手の平でおおった瞳には
なにもひとつも映らずに
ただ暗闇があるだけで
どこまでも落ちていく ああ

きみが吸い込んだ盲目は 優しさとは裏腹に
目蓋の奥に焼き付いて すべてを見えなくしたんだ

うたかたの残響
聞こえていたね きっと
耳を塞ぎながら逃げた
背中を追いかけなかった

ゆらりくらりと落ち尽いて
どこまでいってしまうのか
もう応えてはくれないね
それでも手を伸ばすよ ねぇ

僕の愛した深海魚 そこがきみの楽園か
光届かぬ海の底 まだ眠っているのかい

ああ、愛しの深海魚 それがきみの幸せか
もし赦される世界なら 僕もそこへゆきたいよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【曲募集】盲目の深海魚

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投稿日:2014/12/10 17:03:22

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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