◆…レン

○空を見て微笑む
　今日も「おはよう」
　当たり前な言葉しか綴れないけど
　聞こえたなら笑って下さい

　思い描いてるの
　「いつか出逢える」　
　誰も居ないベッドの上でただ
　そんなことを願っていたんだ

　
　冷たいなんて言われてたけど
　誰よりも優しい人と
　私だけが知っているから

　手を伸ばす　一人
　あなたが消えた世界で
　触れたいよどうか
　あなたを何度夢見れば
　私のこの手を掴んでくれるの？
　今日も闇色の空の下で
　「……逢いたい」
　

◆空の上微笑む
　今日も「おはよう」
　君が笑う僕はただそれだけで
　「幸せだよ」　聞こえているから

　僕も願ってるよ
　「いつか出逢える」
　だけど君が僕の為に俯くならば
　悲しいけれどさよならしなくちゃ

　強がりばかり素直じゃないね
　本当は可愛いってこと
　僕だけの秘密だったんだ

　聞こえるよ君が
　僕をね、想うその声
　触れたいよだけど
　君がね、一人生きるため
　優しいその手は掴めないんだよ
　だから闇色の空の上で
　「……さよなら」

○「寂しいよ」
◆『笑ってよ』
○「ねえ一人は嫌だよ」
◆『一人じゃない』
○「そばにいてよ」
◆『僕だって一緒に居たいけど…』
○「ねえ…」
○◆『「愛してるよ…」』

○逢いたいよ　涙
　あなたを想い流れた
◆「愛してる」ずっと
　それでも君はもう前へ
○◆『「どうか…」』

○手を伸ばす　一人　　◆聞こえるよ君が
　あなたが消えた世界で　僕をね、想うその声
　触れたいよ　どうか　　触れたいよだけど
　あなたを何度夢見れば　君がね一人生きるため
　私のこの手を　　　　優しいその手は
　掴んでくれるの？　　　掴めないんだよ
　今日も闇色の空の下　だから闇色の空の上で
　

○◆『「ありがとう」』