何日か前。
リン、レン、ミクが廃墟に閉じ込められた日。

とある警察官二人が、全てを知りに動いていた。

女刑事MEIKOと、巡音ルカ。(男警察官KAITOも)

彼女らは、二人の双子に起こった悲劇を知っていた。

そして、二人の双子が、今から何をしようとしているのかも。

「ー…MEIKO? スピード出し過ぎじゃない?」
助手席に居るルカが、バックミラーを気にしながら、告げる。
「ー…そうかしら」
MEIKOの顔には、焦りが隠せないのが、ルカにはわかる。
「…何を急いでいるのかしら。」
ルカは、静かに訊ねる。「…別に…」
「…」
ルカは、窓を開け、自分たちの乗っている車のタイヤに鉛玉を貫通させる。
勿論、タイヤは正常ではいられない。
大きなカーブを描き、MEIKOが必死にブレーキを踏む。
「なっ…にすんのよ…」
MEIKOは、ルカを睨みつける。
「秘密」
「はぁ?」
そして躊躇なく、ピストルをMEIKOの額につける。
「…ルカ?」
「上に何言われたのかしら。」
「…」
MEIKOは黙りこむ。
「私たち…は…」
MEIKOは、ゆっくりと口を開く。
「あそこ(警察署)に居たら…殺される…」

「えっ?」

MEIKOが歪んで

ルカが視界から消える。

「めい…こ」
一面に広がる赤。
突っ伏しているMEIKO。ルカは、必死に這いつくばって、後ろを振り向く。

「あんたらに邪魔はさせない」

悲劇の双子の…

鏡音…れ…


case9終わり

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

リンレン物語-復讐-case9脇役の悲劇

何とか、case9までいきました…

あぁ…疲れた。


MEIKOとルカはどうなったのか!?
リンとレン、ミクの運命は!?
次回、ご期待下さい!


…誰もやらないので、やってみました。

閲覧数:282

投稿日:2009/07/11 00:22:00

文字数:629文字

カテゴリ:小説

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