(A1-1)
月の光が 目立ち始める
逢魔ヶ刻の 辻
紅いべべ着て 手鞠を抱いた
女の子微笑む

(A1-2)
軒の灯りを避け裏通り
小唄が垣根 越え
黒い塗壁 破れ提灯
三味の音が 響く

(B1)
暗い 格子窓
隙間から 手招きが

(S1)
そう 十も二十も 浮かべた
夢を 絡めとる 白い指
蜘蛛の糸が 風に揺れ
月光撥ねる



(A2-1)
月の満ち欠け 潮の満ち干き
惑う心に 影
おどろおどろと 溢れるような
想いさえ 裏腹

(A2-2)
木霊の森よ 狢の山よ
磯女の浜
どんな場所にも 捨ててあるのは
ニンゲンの抜け殻

(B2)
来世 願っている
己だけ 生きる道を

(S2)
もう 十重も二十重も 偽り
積み重ねてきた 二枚舌
百も二百も 嘘なら八百八まで



(C)
あんたのうしろに立ってる
あたしがわかるというなら
もう先は 見えてる
早くこっちに来な

百鬼夜行

(S3)
千も二千も 言い訳
でも並んだら 戻れない
手ぐすね引き 待っている
閻魔大王

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

逢魔ヶ刻/百鬼夜行

hikoukaiIDさんの70番用

閲覧数:122

投稿日:2013/04/10 01:05:08

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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